カテゴリー別アーカイブ: ハイパーサーミア(温熱療法)

抗ガン剤XELOX2クール4日目&ハイパーサーミア(温熱療法)5回目

引き続き、調子悪いです。

朝、夫がグリーンスムージーを作り、漢方薬を煎じて、びわを剥いておいてくれました。
ありがたやありがたや。

2度寝3度寝をして起き上がれたのが7時半。
スムージーを飲んで薬を飲んだだけでぐったり疲れ、11時過ぎまでまた寝てしまいました。

昨日の夜の残りの春雨サラダとおいなりさんを食べて、なんとか支度をしてハイパーサーミアへ。
だいぶフラフラする感じで、不安でしたがなんとかたどり着きました。

少し慣れてきたのか、ハイパーサーミアの熱さが前より我慢できるようになってきたように思います。

全部で8回なので、今週もう1回、来週2回でこちらの病院での施術は終了。
次にお願いするところを探さなければなりません。
来週、院長先生の診察を受け、その時に次の病院への紹介状をお願いします。

今日の施術後、抗がん剤で戻ってきていた足の付け根の違和感がまた少しよくなっていました。
けれど、フラフラ感は変わらず。
そして、ちょっと怖いことがありました。

帰りの電車の中で、座ったところの冷房がきつめだったのですが、そこそこ混んでいるのでそのまま座って、少しうとうとしていたのです。
天王寺に着いて立ち上がると、左手が強張って固まっている?!

それまで特に問題なかった左手なのに、変な形のまま、ほとんど動きません。
そして、両手とも、ピリピリピリピリしていました。

大丈夫なのかなーと不安になりながら、それでも途中で買い物をして、帰る頃にはましになっていました。
やはり、冷えのせいだったようで、これを書いている今は、元に戻っています。

手袋や一枚羽織れるものを持っていないといけないな、と実感しました。
動かない?と思った時は、一瞬ひやっとしました。

多分、点滴のオキサリプラチンの副作用がほとんどだと思うのですが、飲み薬のゼローダは、副作用がきつかったら飛ばしても良いと言われています。
昨日に引き続き今日もしんどいので、一度飛ばして様子を見てもいいんですが、必ずしもゼローダのせいだとは言えないので、判断に迷うところ。
今日、明日の朝は決められた通り飲んでみて、どうしても調子が悪いようなら明日の夜を一回飛ばしてみようかな。

引き続き、人体実験の日々、ですねー。

 

ハイパーサーミア(温熱療法)4回目&整体

今日は朝5時前に目が覚めて、もう少し寝ようと思ったけれど、目がぱっちり。
洗濯したり玉ねぎをカットして冷凍したり、着々と明日の準備をしていたのはいいのですが…。
案の定、出かけるまであと1時間となったところで、寝てしまってました。

ギリギリで支度をして、ハイパーサーミアへ。
4回目にもなると、だいぶ慣れます。
痛みもほとんどないと思っていましたが、途中、痛くなってきて、もう我慢できないのでそう技師さんに伝えると、
「450ですね〜」
単位はなんだったのか忘れちゃいましたが、とにかく私は450を越えると痛みが出るらしいです。

お腹に乗せたウォーターバッグをゆらゆら揺らしてもらうと、中の水が移動してお腹の表面が冷やされ、楽になります。
でも痛いのはまだ、痛いんですけれどね。

施術が終わって、急いで帰宅。
急いでシャワーをして、急いで午後のグリーンスムージーを飲み、支度をしてお出かけ。

おなじみ髪工房RANの藤原さんが紹介してくれた、整体師さんとのアポがあったのでした。

なぜ整体がしたいかわからないまま、なんとなく良さそうな気がしてお願いしたというポリシーのなさですw

そして、施術が終わって2時間ほど経った今、睡眠不足だったというだけでは説明しきれない眠気とだるさが。
足がまっすぐ前に出ない感じでふらふらします。
初めてレイキのアチューンメントを受けた時のようなクラクラ感です。
レイキの時はもっと足がもつれて前に出ないような、激烈な反応だったのを思い出しました。

整体自体は、ちょっと変わった施術で、詳細はまたにしますが、レイキや言霊ヒーリングと通じるものがあるような。
うつ伏せで施術を受けている時や、頭や首筋を触られている時は、気が集まったり移動したりするのがはっきりわかりました。

ガンのツボ(というのかわからないのですが)とか、体操も教えていただきました。
難しかったので、あと2回くらい、教えてもらわないとダメかも、です。

これを書いているうちに、さらにフラフラになってきました。

まだ明日の支度も終えていないんですが、朝早めに起きるつもりで、今日は寝ます。

おやすみなさい。

ハイパーサーミア(温熱療法)3回目

今日ははからずも、忙しい一日になりました。

一日のスタートに、髪工房RANのFさんとブランチ。
久しぶりにゆっくり、おしゃべりしました^^
食べ物に気をつけなきゃねーと言いつつ、パクパク食べたメゾンカイザーのパンの美味しかったことw

Fさんとお別れしてハイパーサーミアへ向かう地下鉄で、以前、メイクやカラー診断、体型診断でお世話になった加茂陽子さんがお近くにいらっしゃるということで、お茶のお誘いが!
それも、ご都合の良い時間というのがたまたま、私がハイパーサーミアから帰ってくる時間、どんぴしゃり。
大喜びでご一緒させて頂きました^^

そして、夕方、大阪出張になった娘が帰ってきました。
本来なら明日一日の日帰り出張のはずなのに、前日から来てしまうという自由ぶり。
とてもお勤め丸2年とは思えませぬ。
母としては首になるなんてことがないよう、願うばかりです(汗)

ハイパーサーミア3回目ですが、ハイパーサーミア協会やいろんな方のブログから、わかったことがあります。

保険適用で、点数は深部の場合9000点、浅い場所への照射なら7000点。
私は腸ですから9000点、つまり9万円で、保険が3割負担で27000円、プラス初診料やその他の診察などを含め3万弱を払いました。

これが8回分の金額なわけですが、実は、保険としては、初診の日から3ヶ月間、何回受けてもこのセット金額なんだそうです。
ですから病院によっては8回ではなく10回のところもあれば、6回のところもある。
毎日のように受けさせることも可能ですが、とにかく人手も場所も機械も必要で、8回過ぎたあたりからはやればやるほど病院が赤字になってしまうらしく、だいたいみんな保険診療ではこのくらいまで、と決めているようでした。

そして、びっくりしたのが、このハイパーサーミアは放射線治療のひとつ、という扱いなんだそうです。
わたしが加入している治療保険は、手術、入院、放射線治療に対して保険金が下ります。
ですから、それでなくても抗がん剤治療やサプリメント、漢方に大金(我が家比w)をすでに掛けている中、さらに毎月3万円かけるのはどうなのかと、いつまで治療を続けるかを迷っていたわけですが、保険金が下りるのであればあまり心配しなくてよさそうです。

今日の治療ですが、前回の照射中から手術の傷口とドレインを抜いた痕が痛んでいて、翌日になり一瞬良くなったと思っていましたがまた後から痛みだしていました。

そういつもの技師さんに伝えると、ジェルでなくガーゼをしてくれることに。
おかげさまで痛みもなく、またおしゃべりし続けてあっと言う間の40分、でしたw
途中、背中側が熱くなったり、また傷が痛み始めたりしましたが、はさんでいるウォーターバッグの中の水を揺らしたり位置を調整して、事なきを得ました。

前回は終了後、足の痺れがましになったと書きましたが、今回はまたさらに良くなって、股関節の痛みはほぼ感じないくらいになっています。
足を出そうとするときに、腿の裏側が押し付けられるような圧迫感もあって、大きく前に足を出せなかったり早く動かしたりできないという問題もあったのですが、それ自体は消えてはいないけれど、明らかにとても軽くなりました。

今回は、前回はさほど違いがなかった手の痺れも、明らかに取れて来ています。
あまりの即効性に嬉しいやら驚くやら。
本来のハイパーサーミアを受ける目的はもちろんガンの再発の抑制なのですが、残念ながら実際に効果があるかどうか、確認することはできません。
ですから少しでも、それとわかる形で効果があれば、これから治療を続ける励みになると思いました。

痺れに関してはまた、今週末から抗がん剤の2クール目に入れば復活してくるかもしれません。
吐き気、疲労感といった副作用にも、どうこのハイパーサーミアが作用するか、とても楽しみです。

ハイパーサーミア(温熱療法)2回目

今日も昨日に引き続き、家で過ごしました。
腸閉塞を防ぐ漢方薬はやめているのに、またお腹が緩めで、トイレの回数が増えてきました。
つらいほどではないですが、すっきりしません。

特に予定もないし、夫は午前中から夕方まで用事で出かけてしまったので、本を読んだりゲームをしたりお昼寝したりしていました。

副作用の方は、吐き気はまったくなし。
食欲というか、食べたいという気持ちがあり過ぎて困りますw
でもどちらかというと、ちょっとしたお菓子や果物は食べたいけれど、ちゃんとした食事がどうも食べる気になれない感じ。
よくないですね。

手の痺れはだいぶ抗ガン剤投与前に戻ってきました。
それで油断して普通に動いてしまうと、握力はまだだいぶ弱いので、物を取り落としてしまったりします。
今日も、一口大に切ったスイカを入れたボウルをソファの上でひっくり返してしまいました(汗)
拾って全部食べましたw

さて、5月26日のハイパーサーミア2回目。

診察はないので、受付で診察券を出し、血圧と体温を測って結果を持ってハイパーサーミア室へ行きました。

初回よりも出力が上がったので、前回よりもポカポカ、汗だく。

傷などでこぼこな部分があると、そこが火傷のようになってしまうこともあるそうですが、私もやはり腹部の手術痕と、ドレインを入れていた傷のところが痛くなり、翌日朝まで痛んでいました。
でも、火傷というほどではなさそうです。

2回目も40分、前回と同じ技師さんと、あれやらこれやらおしゃべりしている間にあっという間に終わって助かりました。

もちろんこれは、私がおしゃべりだからで、静かに寝ていたい患者さんの場合はそっと寝かせておいてくれるので、これから受けようと思う方はご心配なくw

施術が終わって会計をして、終了。

今回は230円でした。

2回目で顕著だったのは、左足の付け根のこわばりが、明らかに良くなったことです。
なんとなくギクシャクした感じだったのが、だいぶ普通に歩けるようになりました。
身体全体も、血の巡りが良くなるからなのか、元気になっている気がします。

傷の痛みがどうなるかがちょっと心配ですが、また続けていこうと思います。

ハイパーサーミア(温熱療法)1回目

朝、昨日の午後から降っていた雨も上がり、またしても洗濯日和。
昨日忙しかったので、ちょっとだけ家事をするくらいで後はのんびりしていました。

朝晩の吐き気は、昨日の夜からありません。
手の痺れ、足の違和感もだいぶ抗がん剤投与前よりよくなってきました。

さて、5月21日に初めて温熱療法を受けた様子、書いてみます。

まず、診察がありました。
この病院では温熱療法を受ける際、院長先生が必ず診察することになっているそうです。

ガンの手術日の確認、リンパ節への転移の有無の確認、その後の調子などの問診。
CTやMRI画像も前もってチェックがありました。

それから、手術痕の確認、お腹の触診、足の付け根のリンパの触診。
左の足の付け根のリンパが腫れているとのこと(汗)
大丈夫なのかな。

無事治療適用とのことで、下腹部にハイパーサーミアを当てることになりました。

「この主治医の先生にハイパーサーミアやります、って手紙書いて!」

院長先生が事務の方に指示していました。
紹介状の顛末があるので、一瞬、大丈夫かなと思いましたが、先日の診察でにこやかに
『治療始めますってご連絡いただきましたよ」
って言って頂いたので結果オーライでしたw

「それじゃ、8回ね。
その後続けたければ、別の病院を紹介します。
大阪に何軒か病院あるからね。
週に2回が効率いいからね、そのペースで通って」

院長先生、ものすごーく早口で、言ってることが聞き取りにくく、何度か聞き返してしまいました。
言ったことにちゃんと正しく答えられているのか、ドキドキしますw
なので、この紹介の意味もよくわからなかったのですが、聞き返すガッツはなく、とりあえずわかったフリ(汗)

検査技師さんや他の先生など、4人ほどが診察に同席していました。
診察後に技師さんがハイパーサーミア室に案内してくれて、院長先生の説明を補足。

先ほどわからなかった他の病院への紹介というのは、保険の都合があるからだそうです。

つまり、このハイパーサーミアが保険適用になるのは8回まで。
その後同じ病院で受ける場合自費になり、1回1万円也。
けれど、別の病院で受ければ、また8回が保険適用になるのだそうです。

さらに、最後の治療から6ヶ月経てば、またその病院で保険治療として8回受けることが可能に。
なので、いくつかの病院を回って、ずっとこの治療を受け続けている人がいるとのことでした。

なんだか不思議だけれど、違反をしているわけではないし、どこかの都知事さんのように倫理的に問題があるということも、なさそうですw

さて、実際の治療ですが、かなり汗をかくので、本当はTシャツとスウェットのようなものがあると良さそう。
私は下腹部に当てるので、その部分は出せるようにしておかねばなので、病院で貸してくれた浴衣式の着替えは足にかけるだけになりました。

お腹の中を電子レンジでチンするようなものなのでw、金属は御法度。
ブラジャーなどもワイヤーが入っているものはNGです。

ちょっとCTの機械に似ている台の上に乗り、照射台に下腹部が来るように仰向けに寝て、ジェルが入った感じの大きなバッグをお腹の下と上に置きます。
これがけっこう重くて、先ほどの診察もそうでしたが、術後はお腹を大事に大事に、あまり触らないようにしてきたのに、何度もぐいぐい押されるのでちょっと怖かったです。
とは言え、痛いわけでも何か問題が起きるわけでもないのですけれど。

バッグを置いたら、寝ている台が移動して、照射の位置へ。
上から機械が降りてきて、さらにバッグがぎゅーっと押し付けられます。
準備が整ったら、照射開始。
徐々に徐々に出力が上がって、少しずつポカポカ、そのうち熱くなっていきました。
一度、傷口が痛んだ気がして、いったん機械を止めてジェルを塗ってもらいました。

部屋はけっこう広いのですが、クラシック音楽がかなりの音量でかかっていて、会話するには邪魔なほどw
最初、看護婦さんだと思っていた検査技師さんは、娘とさほど年の変わらない、とっても感じの良い方で、40分ほどの間ずっと世間話をしてくれて、楽しかったです。

注意点は、お腹がいっぱいでも、空いていても、あまりよくなさそうだということ。
私は今回、お腹が空いている状態で受けても特に問題はありませんでしたが、次回は軽く何かを食べた状態か、食後2時間くらいを心がけようと思いました。

だいぶ汗をかきましたが、初回で出力低めなので、もっと全身汗だくになる可能性もあるとのこと。
なので、水分補給が大事です。
寝たままで飲んでいいのかは聞き忘れましたが、もしOKなら、次回は寝たまま飲める水素水用のバッグを持ち込んでみます。

照射は下腹部だけですが、全身ポカポカで気持ちいい。
これから暑くなるとしんどくなったりするのかな?

初回の治療代は、診察料、画像診断料、ハイパーサーミア照射8回で29200円也。
週に2回ということは、ほぼ1ヶ月。
高額医療費で返金されないと、抗がん剤も高いことだし、何ヶ月もやるのはちょっと負担だなぁと思いました。

また2回目の様子も、改めて書きますね!

ハイパーサーミア(温熱療法)治療前の顛末

今日は抗がん剤フリーな一日。
朝晩の軽いむかつきはあるものの、気力が戻って来ました。
気持ちが楽になったのもあるかも、です。

午後、手術以来ごぶさたしていた方とお茶をしました。
久々に顔を見たら、ちょっと泣けてきた汗
喋りまくってあっという間に時間が経ちましたw
いつも会っていた同じカフェで会ったのですが、そこの店員さんが私の顔を覚えていてくださったようで
「しばらくお見かけしませんでしたね」
と声をかけてくれてびっくりするやら嬉しいやら。
こういうちょっとしたことに、ありがたいなぁ、私も頑張らなくちゃ、人には優しくしなくっちゃ、と思います。

その後、ハイパーサーミアに行ってきました。
ハイパーサーミアは、ガンの治療のひとつとして、温熱療法をするための機械なので、本当はハイパーサーミアに行ってきた、というのは変なのかな?w

温熱療法とは、その名の通り、患部を温めるというもの。
皮膚など表面を温めるのと違って、この機械では体の内部を温めることができるそうです。

ガンは43度で死滅する(ことが多い)と言われています。
インフルエンザなどで高熱が出た後にガンがなくなったという話も、よくあるようです。
また、体温が1度上がるだけで免疫は何パーセントだったか上がる、とも言います。
体温が低いと病気をしやすいというのは、いまや常識と言ってもいいのではないかと思います。
また、この療法で、抗がん剤の副作用が軽減するとも言われており、興味を持っていました。

その後、「抗がん剤を受ける時に読む本」という本を書かれた加藤医師の動画セミナーなどでも、このハイパーサーミアを勧めていることを知りました。

調べてみると、大阪でも何箇所か、この療法を受けることができます。
回数などの制限はありますが、保険適用にもなっています。
実際に病院に連絡してみると、今かかっている先生からの紹介状と画像データが必要とのことでした。

抗がん剤入院した当日、この温熱療法を受けたいと言ったとき、主治医の先生は
「効くという保証がない、温泉にでも行った方がまし」
と否定的でした。

その時は、そうなんだ〜と流していたのですが、実際に始まってみると抗がん剤の副作用がそこそこつらくて、もとより体温が低いこともあり、やはり温熱療法を受けたいと思いました。

退院の日に、再び主治医の先生にそう伝えると、先生は明らかにムッとした様子でした。

「ちゃんと保険が効く治療ならやってみたいんです。
副作用も出て気持ち悪くなったりめまいがしてフラフラしたりしてますし、気持ち悪いのは看護婦さんが薬をくれて少しましになりましたが、温熱療法でそういうのも緩和されることがあるようなので。」

めげずにそう伝えると

「え?薬?何飲んだんですか?!」

「いや、わからないですけど、むかつき止めって聞きました」

「なんて言う薬ですか?!」

なんだか詰問口調で、ちょっとムッとしてきましたが、なんとか思い出して

「アレキノなんとかって言ったかと思います」

私が言い終わるかどうかのうちに

「アレキノシンね!じゃ、出しますから」

「それで、次回はやはり外来になるんですか?
ちょっと心配なんですけれど、食事とか」

「家で、好きなもの食べた方がいいですよ」

「食事を準備したりがね、心配なんです」

「そんなの買うなりなんなりしてください!」

いや、そうなんですけどね、それが不安って、言ったらいけない?
そう思って黙ってしまった私に先生はまずいと思ったのかどうかわかりませんが、

「次回は点滴の時、吐き気止めを追加しますので、問題ないと思いますよ。
血糖値も一時的には上がりますがすぐ戻りますし、今までの数値だと大丈夫です」

そういうことは、次回の治療の方針として、最初にちゃんとお話していただきたいな、と正直思いました。

「紹介状ですけど、今日言われて、すぐには書けませんよ!1週間とかね、時間かかります」

「はい、大丈夫ですのでお願いします」

あらかじめ書いておいた病院名などを渡すと、先生は一度病室を出て行かれました。

その後少ししてまた戻って来て、さらにトゲトゲと、

「紹介状ね、私は抗がん剤の間、一時的に主治医をしているだけで、もともとあなたの主治医は外科なんです。
私の一存で紹介状書く訳にはいかないので、外科に相談しないと。
ですからもっと時間がかかりますよ!」

「はい、大丈夫です」

「その治療はなんの保証もないですからね!
効かないくらいならいいですけれど、それで抗がん剤の治療効果を損ねるようなことになってあとで後悔するようなことになっても自己責任ってことですよ!」

なんだかなぁ…脅されてる?
そこまで言うほどたいそうな怪しい治療をやる、って言ってるわけではないと思うんですが。

もう、とにかく紹介状書いてくれればいいや、くらいな気持ちになっていたので、

「はいわかりました。よろしくお願いします」

とだけ答えておきました。

そんなこんなで退院の日は、副作用のせいではなくムカムカしていたのですが、それで免疫下げたら本末転倒、家族や友達に愚痴ったり、「抗がん剤をすることになったら読む本」の加藤先生に相談メールという名の愚痴メールを書いて発散。
(加藤先生その節はごめんなさい。多分これ、お読みになっていらっしゃらないと思いますけどw)

すると、退院の翌日、病院の事務方さんから電話が。

「ご希望があった紹介状ができてます〜」

ひゃ〜えらい早い!
何があったのでしょうかw

えい、っと勢いに乗って、まだ紹介状を手にしてもいないのにハイパーサーミアの病院に電話、その週末である先週の土曜日に予約が取れました。

というわけで、いろいろありましたが、無事、熱療法を受け始めることができたのでした。

ちなみに、昨日の診察では先生はとってもにこやかで、とても親身にあれこれ話してくださっていたので、あの時は何か虫の居所が悪かったのかしら?
それとも退院前の会話が私の被害妄想?w

長くなってしまったので、施術の様子はまた次回に。