丸3年、クリア

信じられないことに、手術をしてから3年が経とうとしています。

今日は少し早めの3年目検診でした。

血液検査の腫瘍マーカーは正常範囲内。

少し上がったり下がったりしていますが、特に問題はないとのこと。

次は5月末のCTと採血で、6月初めの診察になります。

その時の結果が問題なければ、その後は半年毎の検診になるはず。

この3ヶ月や半年というのは、ただ何となくではなく意味のあることだと知りましたが、その話は今は置いておいて。

あまりいままでの検診でドキドキしたりしない私でしたが、今回はちょっとナーバスになっていました。

先週、ベトナムでお腹が痛くなって吐いたり、昨日も同じ症状で、多分熱も出ていたように思います。

こうなると、もしや再発?と考えてしまうんですね。

よく考えてみれば、3年前にがんが発覚した時、ステージ3bという進行がんだったにも関わらず、お腹も痛くないし吐きもしないし熱も出なかったんですよね。

肺がんなら咳が止まらないとか、膵がんなら腰がしつこく痛むとかあるのでしょうが、そうなって発見されたらほぼ、かなり進んだ状態です。

いくら再発でも、3ヶ月や半年でそこまでに進むことはまあないわけで。

冷静に考えたらそうなんですけれども、やれお腹が痛いとかなんか調子悪いと「再発?」と思わず考えてしまうのががんという病気で、がん経験者の性なんでしょうね。

今日の診察では、主治医の先生と和やかにお話してきました。

「ベトナムに行って、ご飯が美味しくて食べ過ぎちゃいました」

なんて話はできるんですが、それでお腹が痛くなって昨日も倒れかけた、とは言えませんでした。

余裕のある時は雑談もしますし、外科医として素晴らしい技術もお持ちだし、気さくな良い先生だけれど、なんとなくですが何でも相談する、という訳にはいかない感じがするんですね。

かなり真剣な相談でないとしてはいけない感じ、とでも言うのかな。

というか、いよいよの時に頼る人、認定なんですよね。

お腹が痛いとか吐いたとか、それも食べ過ぎて、とか食べなさ過ぎて、とかくだらない話を相談しちゃ申し訳ない。

それにちょっぴり「それは大変、重病のサインかも」なんて言われたくない気持ちがあるからあえて聞かない、のかも。

そんなことを考えながら、帰りました。

そうそう、今日は予約時間の2時間前に採血を済ませるようお達しがありましたが、間に合わず1時間45分前に行き、またしても血管が見つからずに難航。

左手の肘の内側で1本取れたと思ったら止まってしまい、左手の甲から残りの2本を取り、なんとか済ませました。

甲に刺したのがかなり痛かったので、埋め合わせに美味しいものを食べようと、院内のレストラン「ひなた」に行っていつもの唐揚げ定食を頼みかけましたが、考えてみれば私は昨日も吐いてお腹がおかしかったんだと気づいたので、理性を働かせてにしんそばのお蕎麦を茶そばに替えてもらったものを注文しました。

お腹に良いのかはわかりませんが、揚げ物よりは、マシ?

なんにせよ、美味しかったです。

家族のラインに3年クリアの報告をしたのに無反応だった夫が帰宅したので指摘すると

「ああ見た見た、良かったね」

と軽い反応。

「まあ大丈夫でしょ、元気だし」

元気なら大丈夫、そういう訳にはいかない病気なんですけどねえ。

夫の中では、もう考えたくない、終わった事にしたい、なのでしょう。

しつこくこだわり続ける私とは、性格が違うとか言いようがないですw

とにかく無事、3年乗り切りました!

励ましてくれたり、気にかけてくれた皆様、本当にありがとうございます。

このブログもそろそろ形を変えるなりなんなりと言いつつ、もうしばらくこのまま、お付き合いいただければ幸いです。

どうぞ今後とも、よろしくお願いいたしますm(._.)m

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