先進医療と標準治療

今日は気になっていたキッチンと食器棚を片付けることに決めて、のんびりですがお片づけの一日でした。

途中、ゆっくり友達とラインしたり、娘と電話で延々話したり、家から一歩も出なかったものの、楽しい一日でした。

でも、片付け出すとかえって散らかるのはなぜなのか…。

明日、英語のレッスンに出た時に箱などを買って片付けたら、もう少しすっきりした感じになるのでは、と期待しております。

ところで、このブログではガンの話題が最近ほとんどないのですが、フェイスブックではいくつかガン関連のグループに参加しています。

去年の今ごろはほぼ発言することもなく、じーっと様子見していたのですが、今年に入ったあたりから、ところどころで気が向いた時に参加しています。

その中で仲良くなった何人かとは、ちょこちょこ会って遊んだりしていて平和なのですが、中には本当におかしな人がいるんですね。

もちろん、グループの共通点はガンサバイバーか、もしくは家族や親しい友人がガン、というだけのくくりですから意見が合わないことがあっても無理もないのですが、「医師の勧める標準治療は金儲けのために患者を殺す陰謀」と思い込んでいる人たちが本当にいて、驚きます。

標準治療、ってなんのことかご存知でしょうか?

ざっくり言うと、ガンの種類やガンのステージごとの、一定の治療ガイドラインのことなのです。

標準と言うと松竹梅の竹、つまり並の治療なというイメージを持ってしまう方もいると思うのですが、そんなことはありません。

現在の医療でもっとも有効と認められる、つまり現時点での、最高水準の治療、のことなんです。

それに対して先進医療。

これは、最高水準の治療である標準治療が効かないとか、なんらかの理由でできないという時に、試しにやってみるなら効くかもしれないので保険適用の治療と一緒に、または保険適用の治療が目覚ましい効果がなかった後にやってもいいですよ、という医療です。

先進医療がみんなに効くと認められたなら、その治療が保険適用となり、標準治療になるわけですね。

これはあくまで私が理解して、私の言葉で語っているので、もしかしたらちょっと違う部分もあるかもしれませんが、大筋、間違っていないと思います。

先進医療は確かに、新しい治療法を提供しているかもしれませんが、新しいから良いとか、お金を出せる人だけがやれて治してもらえる、というものではないのです。

それが日本の国民皆保険のありがたいところ。

これに対して代替医療は…。

多分超超長くなってしまうのでw、また改めて別の日に。

いずれにしても、知識を持つって、大切だなと思います。

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