喋る家

今日は昨日に引き続き、家に篭る1日になりました。
私の調子は良くなってきたのですが、いろいろやることがあったのと、娘が軽く風邪気味なので大事をとることに。

どうも食生活がいい加減になっている自分と、痩せなきゃが口癖の娘のために健康的な夕食を、とマリネして冷凍してあったチキンドラムスティックと、玉ねぎ、にんにく、レッドペッパー、しめじを魚焼きグリルで焼いていたところ…

大音響のビープ音と共に

「空気が濁って危険です。換気してください」

と家が喋り出しました。

うちは築4年のマンションなのですが、地震や火事などの時に警報と警告が鳴り響くんですね。

地震の時も、少し大きめの揺れの警報が出ると、ビープ音と共に大げさに騒ぎ立てられて飛び上がるほど驚くことがあります。

火を使っている時には初めての警告で、慌ててグリルの火を止め、換気扇を大にして、窓を開けて様子を見ましたが、一向に黙る気配がありません。

インターカムをチェックしてみると、警告解除のボタンがあったので、あれこれ押してなんとか黙らせました。

それでもまだ、間欠的にピーピー鳴るしなんか喋ってると調べたら、台所の天井の火災報知器が騒いでいることがわかり、スツールを持ってきて再びなんとか黙らせることに成功。

バタバタしていたら、階下の管理人室からインターカムにコールがあり、

「大丈夫ですか?」

ひえ〜そちらにまで!

火事ではないことを説明しましたが、ふと気づいたらインターカムの横にあるガスのリモコン盤に「113」という文字が出て点滅していました。

そのことを告げると、管理人さんと言っても受付さんなのですが、彼女にはわからないので今ALSOKが来ますから、聞いてくださいと言われてしまいました。

ALSOKが!
なんだか大事になってます(汗

しばらくしてALSOLの人が来ましたが、特に火事でないとわかったらつまらなそうに書類にサインするよう言われ、そそくさと帰っていきました。

「113」の謎はマニュアルを見てください、とのこと。

一度ガスのスイッチを止めて、また戻したら普通に戻ったので安心していたら、グリルの火がつかなくなっていることに気づきました。

もう一度スイッチ盤に戻りあれこれ押していたら、

「ガスの元栓が閉まっていませんか?」

また113が表示され、同時にそう聞かれました。
これも、喋るんだ…。

マニュアルみるのか〜と一瞬暗い気持ちになりましたが、そう言えばうちって、安全保障に入ってるじゃん!

よく見ると、配電盤に会社の電話番号も書いてあります。

かけてみたところ、警報が出てガスの元栓が止まったらしく、玄関の外のメーターキャビネットを開け、リセットボタンを押したら無事、ガスが出るようになりました。

は〜〜〜疲れた。

家の中でこんなにいろんなところから話しかけられるとは思っても見ませんでした。

めんどくさいなあと思いますが、一応高層に入るビルなので何かあったら困るし、このくらいしてもらえる方がいいのでしょうね。

最近乾燥していてあちこちで大変な災害に発展しているので、本当の火事にならなくて良かったです。

そういえば、4年近く前に、ここに入れるようになった当日、まだ家具も何も入っていない状態の部屋に来て水道栓を開けようとして、間違って消火用の栓をあけてしまい、大音響で警報が鳴って、鳴って、鳴り続けたことを思い出しました。

あまりにも鳴り止まないので逃げ出そうとしたらALSOKの人につかまったっけ…。

あの時のいたたまれなさよりは、今日の方がだいぶマシでしたけども。

そんなわけでぐったり。
調子が悪かったら悪化しているところでした(汗

今日こそ早めに寝ます…。

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