昨日、アメリカに残してある銀行口座のトラブルで、アメリカに電話したりメールしたりしていたら遅くなり、さて寝ようとベッドに入ったら月末に予定をダブルブッキングしてしまったことに突然気づき、さてどうしよう、リスケジュールするしかない、どこに放り込むかな、などと考えていたら眠れなくなりました。
さらに、下剤が効きすぎてしまって、5、6回もトイレに行く羽目に。
4時前に夫の目覚ましが鳴り、2度ほどスヌーズした後で夫が起き出してから5時半頃出勤するまで、横になったりトイレに行ったり。
ほぼ寝られないまま出かける時間になりましたが、それでもなんとか支度をして、出かけました。
関西地方の友達が、雨がすごいよと教えてくれたので警戒しながら外に出ると、なぜかみんな傘を差しているのに、降っていません。
道にはあちこちに水たまりができていたので、直前までだいぶ降っていたみたいです。
降られずにあーよかった、と思いながらがんセンターに着くと、外は土砂降り。
ずっと屋根のあるところを歩いていけるので、これまたあーよかった、と結局傘をさすことなく済みました。
最近、やたらと天気にはラッキーしているけれど、なんだか怖いなあw
このまま逃げ切れますように。
再診受付を済ませて、まずは2階の採血室へ。
新病院で以前よりもシステムがよくなったのか、到着は8時20分頃で以前なら1時間は待つところが、今日はさほど待たずに9時前に無事、内視鏡の受付に行けました。
検査を受ける人は全部で9人ほど、ひとまとめに説明を受けます。
その後で、2グループに分かれました。
私は薬だけ飲むグループで、もう片方のグループは、薬と水を交互に飲むタイプのようでした。
みんな、この違いはなんなんだろう?と不思議がっていたので、看護婦さんに聞いてみたところ、中身は同じで、違う製薬会社の薬なんだそうです。
担当の先生によって、使う薬が違うみたいです。
薬と水を飲むタイプのほうは味の素が出しているんだそう。
味が濃くて、早くお通じがあるのだそうですが、その割には最初に飲むよう指示された分量を1時間かけて飲むようです。
私は薄い方ですが、30分かけて飲むように言われました。
私はそれほど自分の薬の味が嫌いではないので、助かります。
飲んでいると一人ずつ呼ばれて、問診を受け、着替えを渡されました。
ステテコみたいな形で、お尻が割れている紙パンツをはかされましたw
薬を飲んでもじっとしていないで動いた方が良いので、飲んでは歩き、お腹をマッサージし、かかとを上げ下げする便秘解消体操をやっていたら案外早く、お通じがありました。
昨日、あんなに適当な薬の飲み方をしてしまったのに、問題なくてよかったです。
何度かお通じがあり、さらに加速しようと廊下をうろうろしていると、まだ一度もお通じが来ないという70歳くらいの男の人が
「もう出ました?」
と聞いてきて、一応「はい」と答えたものの、なぜそんなこと聞かれなくてはいけないのかw
一緒に部屋で過ごしていると変な連帯感ができますが、それでもやはり、ダメよね、男性から女性に聞いちゃw
そんなこんなで警戒しつつうろうろしていたら、私を担当していた看護婦さんがベテランっぽい看護婦さんに
「リーチなのは誰?」
と聞かれていて、
「9番さんですね」
と答えているのを聞いてしまいました。
その9番というのが私だったのですが、その後がなかなか出ないでいたら、早く検査室に放り込みたかったのかベテランさんが私にロックオンして何度も、まだ?まだ?と聞いた挙句、
「トイレに行って座っておいて!座ったら出るから!」
無理やりトイレに行かされました。
それでもなかなか出ないのに、ベテランさんはトイレの前まで来て
「9番さん!出ましたか?出ましたか?」
そんなにすごい勢いで聞かれても、出ないものは出ないです…。
むしろマイナスですw
少ししてなんとかクリアになり、検査室へ入りました。
横になって、血圧と血中酸素を測る機械をつけられて、
「よろしくお願いします」
先生と担当の看護婦さんにご挨拶。
私のガンを初めて見つけてくれた町医者の先生のところで受けた最初の内視鏡で、そんなに痛くないですよ、という甘言に乗り麻酔をしないまま検査を受けてものすごく痛くて苦しんだので、2回目に成人病センターで受けた時には麻酔をお願いしたところとても楽だったので、今回もお願いしてありました。
右手に点滴の針を刺したのですが、とにかく血管が細いし深いしということで、やたら痛みが出て、どうやら液が漏れていたようで、失敗。
血液採取も左からだったのですが、なんとかなりそうとのことで、左手にやり直してもらって、なんとか無事、針が入りました。
何かの液を入れた後で、じゃ、麻酔を入れますね〜と先生が言った途端、あれ?めまいがしてる?
横になっているのにグルグルと天井が回った感じがして、
「あれ、なんか変…」
と言った記憶を最後に、次に気づいた時は、回復室で起こされているところでした。
前回はそれでも、検査の途中まで意識があったんですよね。
そして、今思えば、検査台に乗っていて、回復室にどうやって行ったんでしょうか。
乗った検査台がストレッチャーになっていて、そのまま連れていける仕組みだったらいいけれど、もしもそれ用のストレッチャーに乗せられたのなら、移すの重かっただろうな(汗
目は覚めましたが、眠いというより、ぼーっとしてうまく動けない感じ。
それでも着替えをして、支払いをして、問題なく家に戻りました。
問題はなかったものの、しばらく影響が残っていたので、当日は自転車や車は運転できませんよ、と念押しされたのも理解できました。
帰宅したら娘が仕事の電話会議中だったので、私は寝室で軽くサンドイッチなどを食べ、部屋の片付けをして、少しお昼寝しました。
起き出してもまだ娘が電話中だったので、さらに洗濯物を干したりしていました。
やっと娘の仕事が終わったら夕方になってしまったので、一緒におやつを食べながらテレビを見ているうちに、二人でまたお昼寝。
昨夜ほぼ徹夜状態だったので、いくら検査中に爆睡したと言っても、まだまだ睡眠が足りないようです。
娘は明日の夕方、帰京してしまいます。
1週間って、すぐに過ぎますね。
明日の電車の時間まで、何をするかこれから作戦会議をしてから寝ます。