今日はお店のお仕事へ。
なんでなのか私には、LGBTのクライアントさんが多いです。
今日ももともと女性のLGBTの方が来てくださって、今までに来たことのある方のご紹介なのか聞いてみましたがそういうわけではなく、単にカンで選んだ、とのこと。
男性のゲイの方の場合も大変ですが、女性のゲイの方はもっと大変なんですよね。
そういう方の力になっていけたらいいな、と改めて思った今日でした。
さて、先日の福岡の2日目。
9時にロビーで待ち合わせ。
気づいたらすっかり遅れてました(汗
3人で天神駅まで行き、スーツケースをロッカーに預け、私たちの居場所がわからなくて周囲を3周くらいしてしまったらしいまあちゃんと合流w
電車に乗って太宰府へ向かいます。
駅に到着し、すぐにお店に引っかかる私たち。
いやーな予感の通り、天満宮への参道の店にいちいち、引っかかっていきます。
完全に、ピンボール状態です。
それでもなんとか、天満宮に到着できました。
手前には、近くの幼稚園の子たちの短冊がいっぱいの、七夕の笹が飾られていました。
お参りの人々は多分、日本人より外国人の方がずっとずっと多かったのではないでしょうか。
日本語を聞くことが、本当に滅多にありませんでした。
平日だということもあるのかも。

無事お参りを済ませて、次々お土産をゲットして、太宰府駅へ戻ると、まあちゃんが予約してくれていた天神でのランチにはまったく間に合わない時間に(汗
予約をずらしてもらいました。
ごめんね、まあちゃん(汗(汗
なんとか天神に到着して、外を見ると、なんと土砂降り。
傘を持っていたのが私とけいこちゃんだけだったので、1本に二人ずつでレストランに行こうかと思いましたが、そんなことをしたら結局びしょ濡れ必至な感じでした。
コンビニで傘をゲットしよう、ということになったのですが、コンビニが見当たらず。
二人が仕方なくデパートの傘売り場に入って行こうとした時、ふと外を見ると、あれ?
小止みになっていました。
これなら二人ずつ入っていけるね、と言いながら、屋根のあるところをもう少し歩いていって、いざ、外へ出る時になったら、完全に止んでいました。
結局、傘を開くことなく、レストランに到着。
まあちゃんオススメの薬膳レストランです。
私は唐揚げと、生姜粥を。

もうとにかく量が多くて、絶対食べきれないと思って、最後まで唐揚げとAランチで迷った挙句Aランチを取ったけいこちゃんに少し分けてあげました。
薬膳とは思えない食べやすさとお味と量でした。
食事が終わり、来る途中に見て気になった、「あまおうのどら焼き」の店にデザートを求めて行ってみました。
2階のカフェに上がろうとすると店員さんが
「今、テレビの撮影中で、顔などは映らないようにしますが、それでもよろしければ…」
とのこと。
気にせず上がると、タレントさんが二人と、お店の人が一人、店の真ん中で撮影中でした。
「撮影中に、ガンがどうとか、化学療法がとか、コーヒーエネマとか言えないね」
などと言って、私たちは妙な盛り上がりぶりにw
そのうち、撮影が始まると、タレントさんたちの大げさな食レポに、笑いをこらえるだけで必死でしたw
ちなみに、女性のタレントさんと、チャビーなゲイらしいタレントさんのお二人でしたが、私たちが帰る時、ちょうど撮影がひと段落したところで、女性のタレントさんが私たちに気を使って、何度も頭を下げて謝っていたのが印象的でした。
大変なお仕事だなぁ。
たかまつななちゃんっていう芸人さん、うちの娘の大学の後輩でそこそこ知っている子らしいのですが、親に勘当されてしまったり、いろんな苦労があるのだとか。
娘から話を聞いているのでなんだかよその子に思えず、テレビで見かけるとこっそり応援しているのですが、タレントさんを見て、ななちゃんのことを思い出していました。
ちなみに私が食べたのは、あまおうソフト。

写真、撮り忘れました。奥の方があまおうソフト、手前はTさん注文のあまおうソーダでした。
甘いけれど少し酸っぱい、まさにあまおうなソフトクリームでしたw
天神駅から博多に向かい、再会を固く約束して、まあちゃんとお別れ。
考えてみればたった1日と2時間ほどの滞在でしたが、なんだか濃ゆい時間でした。
博多を離れ、広島を過ぎたあたりだったでしょうか、翌日木曜日の英語の生徒さんにレッスンのコンファームを送ったところ
「福岡、大雨らしいですけれど、大丈夫ですか?」
との返事が。
まあちゃんに確認したところ、なんと、太宰府の向こうが洪水で大変なことになっているとのこと。
「私たちは傘を開くこともなく、無事でした」
そう伝えると
「今回ばかりはさすがの先生も、雨に降られたと思ったのに!」
どんな期待をされているんでしょうか。
けれど、遊びに行った自分が雨をよけられたことを喜んでいてもいけません。
早速祈りを捧げて、楽しく過ごさせてもらったことに感謝、そしてこれからも人の役に立てるよう努力することを誓いました。
その後、何人もお亡くなりになっていることも知り、改めてご冥福を祈りました。
岡山ではTさんとお別れ、新大阪では私もけいこちゃんとお別れして、新幹線をおりました。
いつもだと御堂筋線1本で天王寺に戻るのですが、なんとなくJRで帰ろうとしたら、反対の電車に乗ってしまうという凡ミスを。
旅の途中、ものすごくマイペースで道がいまいち不確かなけいこちゃんとまあちゃんのことを、Tさんと私が「この二人だけだったら大変なことになりそう」などと二人の目の前で悪口wを言っていたのですが、朝も遅刻だし、結局のところ一番しょもなかったのは私、というオチでした(汗
それでも無事に家に帰り、今回の遠足も終了。
戻った時にはたった前日のことだった福山での治療が、すっかり遠い記憶のような気がしました。
というわけで、振り返れば案外短かった、でもやたらと濃ゆかった、福岡の旅でした。