夫を映画に誘ったら、朝いちの回を観ようと言われてひーひー言いながら支度をしたわたし。
10時半開演、映画館まではドアツードアで10分足らずなんですが、自信まったくなし。
でも昨夜は早く寝たので7時半には自然に目が覚め、無事間に合いました。
いつも通りジムに行った夫が、帰りがけに映画館に寄って予約だけしてあったチケットを買って帰ってくれたので、余裕。
映画は「透明人間」です。

透明人間と言えば H.G.ウェルズのSF小説が原作で、今回気になって調べてみたら、なんと1897年の作品でした。
ウェルズは他にも「ドクターモローの島」とか「宇宙戦争」とか「タイムマシン」とか、今でも映画や小説の題材にされる本を書いています。
C.S.ルイス、アーサー・C・クラーク、K.W.ジーター、ブライアン・W・オールディスなどが彼に影響を受けたとウィキペディアには書いてあって、子どもの頃からSFラバーだった私は懐かしさにちょっと泣きそうに。
映画自体は怖さという意味では、2000年のケビン・ベーコン主演の「インヴィジブル」というタイトルで公開された映画の方が怖かった気がします。
ただ今回は、ソシオパスのモラハラ・暴力ダンナが透明人間になるところがちょっとしたミソ。
それでなくてもソシオパス夫は頭は回るわしつこいわで大変なのに、これが透明人間にまでなれるとなったら、大変なことになるのは明らかです。
ここまではプレビューにも出ていることで、これ以上はネタバレになるのでやめておきます。
映画の後で近くのイタリアンでランチ。
これまでのソシオパス夫の映画の話で盛り上がりました。
というか、私が一方的に話していたんですけれどw
日本では「愛が壊れるとき」という邦題で出ていたらしい「Sleeping with the enemy」、ジュリア・ロバーツが行方不明になって死んだ振りをして夫の元を逃げ出し、死んでいないことに気づいた夫に追い掛け回される映画でした。
小説だとソシオパス夫の話は山ほどあるけれど、ストーカー夫のマッドサイエンティストものでいまだに私の中で一番なのは、ディーン・R・クーンツの「戦慄のシャドウファイア」です。
不老不死の考えに取りつかれていたサイエンティストの夫が、虐待されて逃げ出した妻をどこまでも追いかけていくのだけれど、不老不死を自分の身体で実験していたためどんどん人でないものに変わっていき、妻への執着だけで妻を追い続けていく、という話。
もう何度読み返したかわからないほど、好きです。
ところで、ランチのお店は燻製専門店でした。
私はクリームサーモンのパスタ、夫は鯛のトマトソース、フォカッチオ。
お店で焼いているフォカッチオについてきたオリーブオイルが燻製されているそうですごく変わっていましたが、初めての風味でなかなか美味しかったです。
気になるメニューをいくつか発見したので、今度は夜に行ってみます。
ランチの後はまた歩きに行くという夫と別れ、私は帰宅、仕事をしました。
数時間でしたがはかどり、まあまあ片付けることができました。
明日からはちょっと忙しくなります。
段取り良くやっていきたいと思います。