就寝11時半起床7時半で、よく寝たと思うのですが、朝ごはんを食べて旅行に行く薬の仕分けをしていたら、またまた眠くて眠くて…。
ふたたび11時半に寝て(と言っても今回はお昼間)、出かけていた夫の電話で1時に起きました。
けれど起き上がれずごろごろして、1時半過ぎに夫が戻ってやっとお目覚め。
夫がリンゴを剥いてくれたので、お昼の代わりにしました。
続けてだらだしていたところ、4時前に急にお友達付き合いしているクライアントさんから電話が。
大阪市内にいらっしゃるとのことで、私にしてはものすごい速攻で支度をして、お茶してきました。
眠いとかだるいとかはありますが、副作用としては今のところ、前回に引き続きとても楽です。
2割減の抗がん剤が、フルで受ける抗がん剤とどのくらいの効果の差があるのかわかりませんが、これほど楽に動けるのであれば、この程度の投与でもいいんじゃないかなという気がします。
体力勝負、抗がん剤を乗り切る時のキーワードだそうです。
けれど、抗がん剤そのものが体力を削ります。
食欲不振、様々な不快な症状、だるさ、骨髄抑制…。
直接命には関わらないものの、脱毛や精神的なムラ、気力を削がれるなど、明らかに生活の質を落とす副作用もあります。
それなら少なめの投与量で、全体の投与量を確保したければクールを余分にするなど、体力を落とさない方法でも良いのではないか、つらい副作用に耐えることで必ずガンを退治できるならともかく、そうでもない場合などは、歯を食いしばって頑張ることが必ずしも吉と出るわけではないという考えもあることを、抗がん剤を受ける本人も家族も少なくとも「知っておく」必要はあるのではないかと思います。
抗がん剤が決められた投与量を守った場合にのみ効くという統計はないらしいです。
私が理解するところでは、量を減らしても、さほど再発率は変わらないとか。
どういうことなの?といろいろ調べてみても、なんだかよくわかりません。
標準投与量が身長と体重から決められてはいるものの、それはあくまでそれ以上投与したら危ないよ、という上限を表しているだけなのではないのかという気がしています。
いずれにしても、お医者さんは病気の専門家ですが、「今、自分がどうつらいか」「どんな不快感や痛みを感じているか」はわからないです。
自分の専門家は、自分自身なんです。
つらいことはできるだけ軽減してもらう。
そのために言うことは、言う。(言い方は気をつけるにしても)
言われたことを鵜呑みにせず(批判するというわけでもなく)自分にとって本当にそれが良いのか、良い効果をもたらしているのか、自分で判断することが必要だと思います。
私は単に今現在抗がん剤を受けている最中の患者で、専門家でもなければ、ガンサバイバーと言える立場でもありません。
だから、今までの自分の経験からだけ、勝手な意見を述べているだけなのはご理解ください。
この意見をこちらを見てくださるガン患者さんやご家族に押し付けるつもりも毛頭ありません。
ただ、こういう考えをしている患者が少なくとも一人はいて、いま、その患者は「抗がん剤治療中」という人様からは「大変ですね」と言われる状況にあっても、毎日そこそこ楽しく過ごしていると、知ってもらえたらいいな、と思っています。