『IT』

昨日の昼寝が祟ったか、ぜんぜん寝付けず、うとうとしてもすぐ起きてしまい、やっと寝た時は明け方になっていました。

それでも7時半過ぎには起きられたのは、朝9時20分からの映画のチケットを買っていたからです。

その映画は『IT』。

言わずと知れた、スティーヴン・キングのマスターピースの映画化です。

ご存知の方も多いと思いますが、これが2度目の映画化。

最初の映画はテレビ映画でした。

もともとの原作が大作なのですが、だいぶ原作に忠実だったような記憶が。

スティーヴン・キングは原作を読んで、それから映画を観る方がいいと信じているのですが、それは原作の怖さに対して映画がちょっとバカバカしい感じがすることが多いから。

原作を読んでいればその意図するところがわかるので、そうバカバカしいとは感じないのですけれど。

本を読まなくても大丈夫という例外(ホラーのみ)は『キャリー』、『シャイニング』そしてこの『IT』。

オリジナルの映画も怖かったけれど、今日見たリメイクは、さらに怖かったです。

良かったと思うのは、変なこけおどしの怖さじゃないところ。

怖い怖い怖いと期待させられて、やっぱり怖い、ってなかなか難しいんじゃないかと思いますが、ちゃんと怖いのです。

今回は前編で、『スタンバイ・ミー』のホラー版みたいな感じですが、とにかく怖い。

後半、どう料理されるのか、本当に楽しみです。

まだいつ映画が公開になるのか、すでに撮影しているかどうかもわからないようですが、これだけ反響があったら間違いなく後半もできるでしょう。

映画のレーティングは15禁ですが、これは多分、出てくる男の子、リッチーの口が悪くて放送禁止用語がバンバン出ているせいではないかと言う気がしますw

このリッチー役の子、私がすっかりハマったテレビドラマ『ストレンジャー・シングス』にも出ている子役の子で、最近シーズン2がリリースになって興奮しているところなのでした。

最初散々悪口言っていて結局ハマりにハマっている『ブラックリスト』がシーズン2のもうラスト3話くらいのところで、ちょっと前から佳境に入っていて、ついつい続けて見てしまうのでなかなか『ストレンジャーシングス』に集中できないのが私の今の悩みw

なんにしても、今日の映画で再びすっかり気持ちが盛り上がりました。

やっぱり好きだわスティーブン・キング。

そんな盛り上がりまくりの私の横で、夫は時々時計を見たり、

「なんであの子は一人でここにきちゃったの?」

とか質問してきたりで、若干イラっとさせられましたが、そもそもの思い入れと原作本を英語で1回、日本語で2回読んで英語も日本語もちょこちょこ思い出すと拾い読みして、最初の映画も2回は見ている私と理解度がまったく違うので仕方ありません。

映画が終わってから、洋食屋さんで夫はトマトソースの魚介類のパスタ、私はカルボナーラを食べ、買い物をして帰りました。

明日は仕事なので、今日は本当に早く寝るぞ!w

そうそう。

『IT』の邦題は、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』だそうです。

ITやイットだけじゃインパクトが弱いのかもですが、せっかくの不安を煽る正体不明な感じのタイトルが説明臭くなっていて私は好きになれませんが、やはりそもそもの思い入れと理解度が…w

今日は早めにベッドに入って、スティーヴン・キングの本を読みながら、睡魔に襲われるのを待ちます。

襲ってくれるかな?w

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