今日もお仕事。
考えさせられる出来事というか、ご相談がありました。
もちろん、ご相談そのものをここで紹介する訳には行かないのですが、ざっくり言うと、「大病をして後遺症が残った夫と離婚したい」という話でした。
それだけ聞くと、「ひどい!」と思う方もいらっしゃると思います。
でもね…。
そもそも勝手で、家族を顧みなかった、夫。
お金を稼いでいるからと、家では何もしない、もちろん妻の家事育児になんの感謝もなかった、夫。
妻子よりも、自分の親を優先する、夫。
家では何もしないのに、自分の親の家は毎週末必ず訪れてはあれこれ手伝う、夫。
自分が倒れ、後遺症があるとは言え、ずっと家にいるのに何一つしようとはしない、夫。
自分のことはままならずすべて奥さんにさせているのに、まだ自分の親の面倒を見るため出かなければと言う、夫。
こんな夫だったら?
私ならとっくに逃げ出しています。
夫の親には結婚以来20年以上嫌がらせをされ、夫が倒れたらまず
「自分たちの面倒は誰が見るの?」
助かったけれど後遺症が出たと知ると
「元の体にするのはあなたの責任だから」
うーむ。
こんなこと言われて「はい!」って言える人、どれだけいるのかな。
けれど真面目な彼女は、自分が倒れそうになりながら、だんなさんの面倒を見てきて、最近どうにも苦しくて相談にいらしたそうです。
これはだいぶフェイク入れていて、他にもいろんな要素があるので私がどう答えたかは、ナイショですw
でも本当に、やりきれないなあ。
私は自分が面倒を見てもらう立場だったけれど、夫には本当によく面倒を見てもらいました。
だからと言うわけではないけれど、夫にもしものことがあれば、やれることはなんでもしようとすると思う。
多分。w
いざという時に、夫婦や親子の絆が試されますね。
もちろん病気はつらいのだけれど、「病気になった人間の面倒を見たくない」って思ってしまう側も、ほんとうにつらいですよね。
いろいろ、いろいろ考えてしまっているのですが、今日のところは思いやりのある夫と、昨年本当に心配してくれた娘に感謝の祈りを捧げようと思います。